ダウンロードとインストール
Apache Taglibs 配布版のリリース済みバージョンのバイナリダウンロードは、各コンポーネントの Web サイトから入手できます。
現時点では、これらの配布版は Jakarta Taglibs 時代のレガシーバージョンであることに注意してください。 現在の開発は Maven を使用してビルドされていますが、バイナリビルドは作成されており、ソースビルドには Ant ビルドシステムが必要です。
配布ディレクトリ構造
配布アーカイブには、次のファイルとディレクトリ構造が含まれます。
- LICENSE - すべての Jakarta プロジェクトソフトウェアが配布される Apache Software Foundation ライセンスのコピー。
- README - 利用可能なドキュメントへのポインタを含む簡単な README ファイル。
- doc - このファイルを含む、JAKARTA-TAGLIBS プロジェクト全体に関するドキュメントを含むディレクトリ。 次のドキュメントが含まれています。
- JAKARTA-TAGLIBS プロジェクトに含まれるカスタムタグライブラリごとのディレクトリ。ディレクトリ名は、そのプロジェクトの短縮名と一致します。 各ディレクトリには、次のファイルが含まれます。ここで、{library}はそのプロジェクトの短縮名を表します
- {library}.tld - このカスタムタグライブラリのタグライブラリ記述子ファイル。 このファイルは通常、/WEB-INFWeb アプリケーション内のサブディレクトリにコピーされ、<taglib>Web アプリケーションデプロイメント記述子 (/WEB-INF/web.xml) ファイル内の要素。
- {library}.jar - このカスタムタグライブラリを構成する Java クラスと関連リソースを含む JAR ファイル。 このファイルは通常、/WEB-INF/libWeb アプリケーション内のサブディレクトリにコピーされます。これにより、これらのクラスはアプリケーション内で自動的に表示されます。
- {library}-doc.war - このカスタムタグライブラリのタグを独自のアプリケーションで使用する方法について説明する開発者ドキュメントを含む Web アプリケーション。 この Web アプリケーションは、Servlet API 仕様バージョン 2.2 以降と互換性のある任意のサーブレットコンテナにデプロイして実行できます。
- {library}-examples.war - このカスタムタグライブラリの使用例を 1 つ以上含む Web アプリケーション。 この Web アプリケーションは、Servlet API 仕様バージョン 2.2 以降と互換性のある任意のサーブレットコンテナにデプロイして実行できます。
アプリケーションでのカスタムタグライブラリの使用
独自の Web アプリケーションで JAKARTA-TAGLIBS に含まれるカスタムタグライブラリを 1 つ以上使用するには、次の手順に従います。
- 次のファイルを{library}.tldWeb アプリケーションの/WEB-INFサブディレクトリにコピーします。
- 次のファイルを{library}.jarWeb アプリケーションの/WEB-INF/libサブディレクトリにコピーします。
- 使用するカスタムタグライブラリに必要なライブラリ用の追加の JAR ファイル (情報についてはライブラリのドキュメントを参照) を/WEB-INF/libサブディレクトリにコピーします。
- 使用する各タグライブラリに対して、<taglib>要素を Web アプリケーションデプロイメント記述子 (/WEB-INF/web.xml)) ファイルに追加します。 エントリの例を次に示します。
<taglib>
<taglib-uri>http://jakarta.apache.org/taglibs/{library}</taglib-uri>
<taglib-location>/WEB-INF/{library}.tld</taglib-location>
</taglib>
- アプリケーション内のこのカスタムタグライブラリのタグを 1 つ以上使用する必要がある各 JSP ページの先頭に、<%@ taglib %>使用するライブラリの URI (Web アプリケーションデプロイメント記述子の<taglib-uri>要素で指定した値と一致する必要があります) と、このページ内でこのライブラリのタグを識別するために使用するタグ名プレフィックスを識別するディレクティブを追加します。 エントリの例を次に示します。
<%@ taglib uri="http://jakarta.apache.org/taglibs/{library}" prefix="x" %>
- このライブラリのタグのいずれかを使用する場合は、taglibディレクティブで説明したようにプレフィックスを付けて、このタグライブラリのドキュメントで説明されているように属性名と値を含めます。 たとえば、使用しているライブラリにmagicという名前のタグがあり、上記のように "x" プレフィックスを選択した場合は、このカスタムタグを含めることができます。または、このタグに属性と本文テキストが必要な場合は、
<x:magic id="beanName" name="xyz">
... Some body text and/or nested tags ...
</x:magic>
- 各カスタムタグライブラリに付属のドキュメントを参照して、そのライブラリで使用可能なタグの詳細な説明を確認してください。