クラスターデプロイヤーオブジェクト
目次
概要
Farm War Deployerは、クラスター内の他のノードでWebアプリケーションをデプロイおよびアンデプロイできます。
注意: FarmWarDeployerはホストレベルクラスターでのみ設定可能です。
org.apache.catalina.ha.deploy.FarmWarDeployer
属性
属性 | 説明 |
---|---|
className | クラスターデプロイヤークラスで、現在利用可能なのはorg.apache.catalina.ha.deploy.FarmWarDeployer のみです。 |
deployDir | デプロイディレクトリ。これはWebアプリケーションをデプロイするディレクトリのパス名です。絶対パス名、または$CATALINA_BASEディレクトリに対する相対パス名を指定できます。現在の実装では、この属性はHostのappBaseと同じ値でなければなりません。 |
tempDir | クラスターからWARファイルをダウンロードする際にバイナリデータを保存するための一時ディレクトリです。絶対パス名、または$CATALINA_BASEディレクトリに対する相対パス名を指定できます。 |
watchDir | これはWebアプリケーションの変更(追加/修正/削除)を監視するディレクトリのパス名です。絶対パス名、または$CATALINA_BASEディレクトリに対する相対パス名を指定できます。注意: watchEnabled が false の場合、この属性は効果がありません。 |
watchEnabled | Webアプリケーションの変更を監視したい場合はtrueに設定します。この属性がtrueに設定されている場合にのみ、Webアプリケーションのデプロイ/アンデプロイをトリガーできます。このフラグのデフォルト値はfalseです。 |
processDeployFrequency | FarmのwatchDirチェックの頻度。クラスター全体のデプロイは、指定された回数のbackgroundProcess呼び出しごとに1回行われます(つまり、回数が少ないほどチェックが頻繁に行われます)。最小値は1で、デフォルト値は2です。注意: watchEnabled が false の場合、この属性は効果がありません。 |
maxValidTime | FarmWarDeployerによって使用されるFileMessageFactoryインスタンスは、必要とされる間だけ保持されます。WARファイルを受信すると、関連するFileMessageFactoryインスタンスはWARファイルが完全に受信された時点で削除されます。様々なエラー条件(ファイルの一部が受信されない、メッセージ転送が非常に遅いなど)でのメモリリークを避けるため、この属性は、WARファイルの一部を含む有効なメッセージを受信する間の最大許容時間を定義します。その最大時間超過した場合、FileMessageFactoryは削除され、そのノードでのWARファイル転送は失敗します。負の値が指定された場合、FileMessageFactoryはWARファイルが完全に受信された場合にのみ削除されます。指定されない場合、デフォルト値の300(5分)が使用されます。 |